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半世紀の歴史に幕を下ろす

2024年12月6日

最近ようやく、冬らしい気温になり
朝晩は大分冷え込むようになってきました。
エアコンも良いのですが、やはりストーブの温もりが恋しくなります。
やかんをのせてお湯を沸かしたり、スルメをあぶってみたりと・・・

弊社では創業当時より約60年近くに渡り、国内の某暖房器具メーカーの
ストーブの部品を製作して参りましたが、2024年末をもちまして、製造を終了致しました。

ハトメをかしめるシンプルな作業。
約60年変わらなかった製品ですが、逆に言えばコストや性能が良かったのでしょう。
この歴史を振り返れば、私が幼少期の頃からこの作業光景も見覚えもあり
近所の方々の内職作業の配達に付き添ったりと・・・

最近での一番の思い出は、13年前の東日本大震災の時
丁度今頃の時季でしたね。
寒い時なのに停電が続き、色々な面での苦労が思い出されます。

その時に大変役立ったのがこのストーブでした。
このストーブは電源を必要としないタイプ。
防災意識が高まったのか、翌年の生産量は例年の2倍にも。

と、長々と昔の思い出話しをしてしまいました。
現在の商品は数年続けばヒット商品だとお聞きします。
ストーブの中の小さな一部品ですが、色々な意味でとても助けてもらいました。
改めて、この仕事が長年続いた事に感謝をし、ここに記録として書かせて頂きます。


マシニングセンタ更新

2024年6月24日

明日、弊社で39年間活躍してきたマシニングセンタが旅立ちます。

ここ最近、Z軸の調子があまり良くなく更新することとなりました。

引退する最後の日まで現役で、まだもう少し働いてくれそうだったのですが。

プレートや保証書を見ると、この機械の歴史が思い浮かびます。

昭和、平成、令和と3つの年号を共にして参りました。

弊社と共に歩んできたと言っても過言ではないくらい、思い出の詰まった工作機械です。

最後に今までの感謝を込めて綺麗にし、元通りの姿へ

明日はいよいよお別れの日、ここ最近何台か工作機械を更新して参りましたが

この1台は格別な思いです。


超小型精密CNC旋盤を更新しました

2022年12月14日

11月末に、CNC旋盤を尾崎省力機械から北村製作所へ更新しました。
25年間、一度も故障無しで動いてくれた、尾崎省力機械のOSL-0
この機械は小径加工で威力を発揮、本当にお世話になりました。

部品取りとしてまだ活躍する事でしょう、旅立っていきます。
第二の人生も頑張れよっ!!
そして、コチラが新しく仲間入りした北村製作所のKNC-20G

5年ほど前にも同型を導入し、操作性、加工精度共に高評価でしたので
今回もこの機械に決定。
今までとは少し仕様を変更し、穴あけ加工に特化した仕様に。

小径の偏心穴、クロス穴、ミゾ加工等を想定しています。
その他も加工スピードやプログラム性能が格段に良くなりました。
自分の経験上 ”大は小を兼ねない”
これからの活躍を楽しみにしています。


不易流行

2021年5月13日

このタイトルの四字熟語をご存じですか?
「ふえきりゅうこう」
私の好きな言葉です。
「いつまでも変わらない本質的な物を大切にしながらも、新しい変化も取り入れること」です。
技術面でもそうですが、工作機械も同じだと思っています。
先日、弊社で1、2位を争うほど前からあるマシニングセンタの部品交換。

36年前の機械ですが、まだまだ現役です。
モニターの映りや、操作パネルの反応が気になりだしたので、主軸のベルトと一緒に。
昔のは作りも簡単で部品だけ取り寄せ、自分で交換です。
最近では、新型のNC旋盤が2台入りましたが、古い機械もメンテしながら大切に使ってます。


ものづくり補助金、一段落しました

2021年4月8日

先月末に、令和元年度補正ものづくり補助金の補助事業実績報告書を提出し
振込も確認し、ひとまず完了しました。
振り返ると、ほぼ1年がかりです。
今回の報告書は自分で作成、申請したので経費の削減になりました。

ページ数にすると12ページですが、結構な時間を費やしてます。
何度も何度も電話のやり取りをし、書き直してはまたご指摘を受けての繰り返しでした。
ようやく新型の機械での製作にとりかかれます。
今までより高精度、短納期を目指します!


新年のご挨拶と、CNC旋盤のご報告

2021年1月5日

謹んで、新年のお喜びを申し上げます。

旧年中は、弊社に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もさらに一層のサービス向上に努め、皆様に安心のサービスをご提供できるよう、業務に励みたいと思います。

昨年末になりますが、無事にCNC旋盤が搬入されました。

即戦力になるよう、只今勉強中。

どうぞ、変わらぬご愛顧を持って、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

有限会社 桐栄製作所 代表取締役 片桐 勲
令和三年一月五日


小型精密CNCタレット旋盤の途中経過

2020年11月10日

8月に発注した、長谷川機械製作所製CNC旋盤は
順調に進んでいるようです。


(10月現在)


(11月現在)
納品日まであと約1ヶ月となりました。
そろそろ、工場内の動線を確保する事も兼ねて、大掃除をしていきます。


ものづくり補助金 採択されました

2020年8月17日

ご報告が遅れましたが、5月に申請していた
令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型(2次締切)〕が
6月30日の17:00過ぎに無事採択されました。

現在の進行状況としては、補助金交付決定通知を受け正式に発注する段階です。

今回導入する機械は、長谷川機械製作所 小型精密CNCタレット旋盤 C42MYT
ワンチャックで端面、外面の穴あけ加工や溝加工が可能な旋盤。
前回のもの補助で導入した、北村製作所の旋盤は現在の仕事にとてもマッチしていて大活躍中ですが
もう少し大きめのワーク材加工や、外面加工の依頼にも対応しようと考え、この機械を選定。

納入日は12月中旬予定
まだまだ暑い日も続きますが、乗り切っていきたいと思います!


ものづくり補助金に再挑戦!

2020年5月21日

先週末になりますが、5月14日(木)に
令和元年度補正 ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の申請を完了させました。

1次締切りは、想像以上に早く2次締切分に。
今回は過去3年以内に補助金の交付を受けた業者は、減点措置を講じるようで
弊社もこの条件に該当してしまいます。
昨年から動き始めていたこの計画、事業継続力強化計画の認定を受けていたり
先端設備等導入計画の認定(今回の補助金には加点はなし)も受けていたりと
他にも加点要素はあると確信して臨みました。

新型コロナウイルスの影響で、弊社もこの数ヶ月間に渡り影響を受けております。
この時間を有効に活かし、書類の申請やホームページのリニューアルを行いました。
採択発表は約1ヶ月後。

弊社スローガン ”明日へ向かって” を胸に刻み、一歩ずつ前進していきます!


高精度 画像寸法測定器 導入

2019年11月20日

画像寸法測定器を更新致しました。
こちらが今まで活躍してくれていた、キーエンスのIM。

この測定器、導入するまではとても迷いました。
なんといっても、とても高価!!
あれからもう7年の歳月が過ぎていました。
結果として、もう無くてはならない仕事の相棒となっております。
その測定器をこの度、キーエンスのLMに更新。


見た目では一回り大きくなりました。
使用した感想としては、今まで測定が困難だったところも測定が可能に。
例えばZ方向(高さ)測定も可能になりました。
これは画像がより鮮明になったからでしょう。
従来の600万画素から2.000万画素へ、ピント調整もかなり向上していました。
実戦での活躍に、期待大です。

そしてこの測定器導入にあたり
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上推進補助金を
応募申請しましたが、今回は不採択となってしまいました。

今回の補助金は、公募期間が短かったり採択率もかなり低く
ハードルが高かったように感じます。
前回の精密旋盤購入時同様、採択不採択に関わらず、測定器の更新を検討してはいたのですが。
この事態を冷静に受け止め、中小企業団体中央会へ連絡をとり
不採択の原因を幾つかご教示頂きました。
とても参考になる意見を頂き、次回のもの・補助へ活かそうと考えております。


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